芦屋市の外壁塗装・屋根塗装・防水工事専門店
〒659-0051
兵庫県芦屋市呉川町16-7-401
嘉村塗装 芦屋営業所
代表の嘉村が直接塗装する嘉村塗装店
見積り無料、相見積もり大歓迎、品質・技術に自信あり
受付時間 | 9:00~20:00 |
---|
定休日 | 年末年始、お盆 |
---|
ここではカラーベスト屋根に、どのような症状が出たらメンテナンスを考えだしたらよいかを記していこうと思います。
屋根は普段目にすることは無い所ですが、建物にとって最も大事なところです。夏場は灼熱の日差しをまともに受け、冬場は凍てつくよう冷気で屋根が凍ることもあり、又1年を通して風雨にさらされている大変過酷な場所です。この屋根を守っているカラーベストは約5mm程度の厚みしかないスレートで、2重に重なり防水シートで雨漏れを防ぎ、下地合板のコンパネが12mmの簡単な作りがカラーベスト屋根です。下の画像はカラーベスト屋根の施工風景です。
紫外線や風雨などよりカラーベストの表面塗膜が経年劣化で砂地状になると、雨水が浸み込み基材がもろくなります。この状態で放置しておくと、冬場などは浸み込んだ雨水が凍り付き膨張する事でカラーベストの割れや欠けなどのトラブルをひこ起こします。
夏場は屋根の厚みが約22mm程度で下地合板と瓦との間に空気層もない(和瓦は土があり、波形のセメント瓦は空気層が出来る)ことから日中屋根裏を暖め、夜になっても屋根裏の熱気がほとんどが冷めることなく部屋を暖めることで、なかなかエアコンが効かない原因になります。又、冬場は地上よりも2階、3階は凍てつくような寒風にさらされることでカラーベスト屋根が凍ることもあります。
冬のカラーベスト屋根は、寒風にさらされることで凍り付くこともあります。下の写真は2010年1月8日午前10:40分頃に奈良県生駒郡平群町で撮影したカラーベスト屋根の写真です。全面が完全に凍りついています。
カラーベスト屋根にコケやカビ、藻などが発生している場合は、表面の防水性能が劣化していると考えてください。カラーベスト基材に雨水が浸み込み、常に湿気が溜まっている状態だと考えられます。又吸水や乾燥を繰り返す事でカラーベストの反りや割れなどを引き起こす場合があります。
カラーベストの表面塗装は、新築時には工場でキッチリと管理された状況で塗装されていますが、年月と共に表面が紫外線や風雨にさらされることで、スレートが劣化し表面塗膜と共にスレート表面が砂地状になって、カラーベスト基材がむき出しになっている状態です。写真の状態は、防水性能は全く期待出来る状況ではありません。早急に専門家にご相談することをお勧めいたします。
下の写真は棟板金を止めている釘を伝って雨漏れを起こしてしまった屋根の写真です。通常カラーベスト屋根のメンテナンスは塗り替え塗装かカバー工法で行われる場合がほとんどなのですが、このような下地合板の状態だと塗装はおろか下地が腐朽しているのでカバー工法すら出来ません。この屋根の場合既存カラーベストを撤去し、腐朽した下地合板を新しくし、金属瓦に葺き替えになりました。屋根の適切なメンテナンス時期が延びたことで既存のカラーベストを撤去・処分や下地処理をする金額が余分にかかっています。
カラーベスト屋根の下の写真のような棟板金の錆はこのまま放置しておくと、錆が進み棟板金に穴が開き、上記に記してあるとおり、雨漏れなどの原因になる恐れがあります。早急に適切なメンテナンスが必要です。メンテナンスの方法は既に錆による穴が開いている場合などは、棟板金の新設が必要になります。まだ穴が開いていなければ、ケレンでよく錆を落としたのち、錆止め塗装後防水性能の高い上塗り塗装をすれば問題ありません。
カラーベスト屋根の基材の製造工程で抄造法で製造されたカラーベストがあります。抄造法とは和紙を漉くように薄く何度も加圧成型を繰り返し製造されたカラーベスト基材は経年劣化と共に小口あたりから剥離するいわゆる層間剥離を起こす場合があります。このようなカラーベストはいくらキッチリと塗装しても、塗装後同じように層間剥離を起こす可能性が高いので、メンテナンスをする場合は、塗装ではなくカバー工法か葺き替え工事をお勧めいたします。
I様邸
前回同様御社金山様を中心に、すべての作業が親切、丁寧にやって頂き細かい所まできれいにやって頂き感謝しております。その点、ご近所に、、、、、、
M様邸
屋根のカバー工法によるリフォームと外壁塗装をして頂き、外壁はガイナを採用しました。ガイナは一般塗料よりも若干高くなりますが、ガイナのショールームで実感した効果を今体感、、、、
生駒市壱分町 T様
屋根の色も落ち着いた上品な色で、又、壁の色は元の色に近い色で、とても嬉しく思っています。それから、ガイナの遮熱断熱効果も実感しています。これまでは、帰宅して、、、、、、