神戸市でサイディングの外壁塗装工事の施工例です。

塗装歴30年以上の嘉村塗装代表、嘉村和伸が直接塗装しました。

築年数が15年を超える3階戸建て住宅のサイディングの塗り替えです。

サイディング目地のシーリングの経年劣化が酷く、破断や欠落、剥離が目立ち、雨水が廻る事でボードの浮きも見られる状態です。

ボードを手で触るとチョーキングが酷いことから、防水性能の低下が考えられ、それ以上に目地や窓廻りなどのシーリングの経年劣化が酷く、目地から入った雨水が原因でボードの浮きなども所々あるような状態です。

サイディングのシールは、開口部や目地、入り隅などに必ず出来る隙間を埋める事で、水密性や気密性を高める為にする工程です。

逆に言えばこのシーリング部が経年劣化で傷んでいると雨漏りなどのトラブルに繋がるという事です。

特に目地部はワーキングジョイントといわれる位に動きの激し箇所の為痛みが酷く、現況ボードの浮きの原因になっていました。

今回使用したオートンサイディングシーラントは、1成分形の低モジュラスノンブリードタイプのシーリング材で、高耐候性のシーリング材です。

次の工程は高圧洗浄工事になります。

前の工程で施工したシーリング材は1成分形の為、約1週間の乾燥期間を置いてからの高圧洗浄になります。

サイディングだけでなくサッシや雨戸、ベランダ、シャッター、土間など洗浄出来る所は全て高圧洗浄機で洗い流します。

次の工程は、サイディングと上塗り塗料との密着性を高める為の下塗り塗装です。

今回使用したシーラーはアステックペイントのエポキシ樹脂「エポパワーシーラー」です。

次の工程は、サイディングの中塗り・上塗りにはアステックペイントの2液遮熱シリコン樹脂塗料「超低汚染リファイン1000Si-IR」を塗装しています。

超低汚染リファインは汚れが付着しても雨水が汚れを洗い流してくれる性能が高い塗料です。

次の工程は、付帯部の雨戸や破風板、軒先鼻隠し、雨樋、水切り板金、シャッターのボックスなどは、日本ペイントの「1液ファインシリコンUV」で仕上げています。

次の工程は、ベランダ土間のトップコートです。

現況ベランダの防水はFRP防水で施工されていて、特に問題がない為、防水層のガラスマットを保護するトップコートを施工しています。

高圧洗浄、土間の研磨、アセトンで拭き取り、プライマー塗布、トップコートの手順で施工しています。