ホームページからお問合せ頂き、施工させて頂きました。積水ハウスの戸建て住宅のセメント瓦屋根の葺き替え施工例です。今回ご近所の同じ積水ハウス住宅でセメント瓦の目地が無数にヒビ割れていて、ヒビから雨水が侵入し、軒先に溜まることで、軒先鼻隠しが腐朽し、軒樋が落下していたので、今後そのような心配を無くすために、今回アイジー工業の金属屋根瓦「スーパーガルテクト」葺き替えに至りました。屋根の高さが変わる為雨樋もパナソニックのシビルスケアPC77に交換し、外壁は日進産業の遮熱・断熱塗料の「ガイナ」を塗装しています。

外壁には日進産業の遮熱・断熱塗料の「ガイナ」を塗装しています。

このセメント瓦はマス2つで1枚の瓦になっています。ひび割れているのは全て、デザインか何かで入れた縦目地に数十カ所のひび割れてが生じていました。原因は瓦の目地を入れている箇所が少し薄くなることで、建物の揺れや歪みなどの負担が屋根にかかることで、さらに全体に薄くなった目地に負担がかかることで割れてしまったと思われます。

ご近所では、同じセメント瓦屋根でも塗装されている建物がありますが、施主様と相談し今回は葺き替えで施工させて頂くことになりました。

セメント瓦を全て撤去後下地防水シートのゴムアスルーフィングを施工します。緑色に見えるのがゴムアスルーフィングです。ガルテクトはまず軒先のスターターから施工し、軒先から棟の方に向かって瓦を葺いていきます。

アイジールーフ「スーパーガルテクト」は1㎡当たり5.0Kgと超軽量の為、建物にかかる負担が軽減されます。また、金属製なので、セメント瓦などと違って割れなどの心配は在りません。

谷板金施工後にスーパーガルテクトを下から葺いていきます。谷板金は左右から雨水が集まり雨樋に流し込む所で、雨漏れを最も起こしやすい所です。今後雨漏れを起こさないように、キッチリと施工します。右写真のように、下屋根も大屋根と同じように施工していきます。